SQLインジェクション対策
SQLインジェクション対策を紹介
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author: qwerty2501
Introduction
SQLインジェクション?プレースホルダ使えばいいんでしょ?と思ってる人向けのSQLインジェクション対策を短くまとめた記事です。
プレースホルダ
これはSQLインジェクション対策としてもっとも有名な対策方法。与えられたパラメタをもとにmysqlにおける ?
やpostgresqlにおける $1
などにわりあてる。
SQLインジェクションの対策としては必須であるが、これだけでは防げない攻撃があるので対策が必要。
LIMIT 句を使用した DOS 攻撃対策
たとえばclient側からlimitをリクエストパラメタで指定して取得するデータ量に制限をかけられるような機能のAPIがあった場合、以下のようなSQLを実行するようなリクエストを行うことにより攻撃者は手軽にデータベースサーバーに対してDOS攻撃をできる。
SELECT * FROM table LIMIT 9999999999
対策としてはリクエストで与えられたLIMITの値に対して現実的な上限値を設けてバリデーションを行う。
LIKE クエリインジェクション対策
例えば前方一致を目的とした以下のようなSQLを発行するAPIを提供していた場合、パラメタにLIKEクエリを制御する文字である %
や _
を含ませることにより必要以上のデータを取得できるようになってしまう。
SELECT * FROM table where hoge like ?
このときアプリケーションコードでparameter+”%” といった値をプレースホルダに割り当ててしまうと、parameterに”%hoge”が与えられた場合中間一致でデータが取得できてしまう。
これを防ぐためにはエスケープを活用してparameter中にある %
や _
といったLIKEクエリ制御文字列を無効化する必要がある。
以上です。いかがでしたでしょうか?
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